十何年かぶりの神戸と姫路を巡るリターン旅。
布引エリアを後にして、北野異人館街へ。
実はその十何年か前は、「建物とかあんま興味ないしなぁ」と、行ったは行ったけどほぼ記憶がない場所です。
ひたすら新しいものに惹かれていたあの時は変わりました、、、
歳とったとも言えますが。
改めて今の目線で、異人館を見てみるとどうなるのでしょうか。
「楽しみ」と思えるようになった、成長です!
布引ハーブ園からロープウェイで一気に降り、麓駅から徒歩圏内。
駅から道標もしっかりあります。
と言っても、、、15分くらいは歩きましたが。
道は綺麗に整備されていて、歩道を歩いて一本道。
ただほんと、坂道だらけなんですねぇ。
北野異人館街も坂だらけ。
一山登ってきたので、しっかり足にきていました。
まず向かったのは、神戸で最初に公開された異人館である「うろこの家」。
旧ハリヤー邸とも呼ばれますが、ほとんどの人がうろこの家っていう通称で呼んでいますね。
国の登録有形文化財です。
知っている人は知っている。。。ゲーム「Fate/stay night」でロケハンに使用されています。
この後訪れましたが、風見鶏の館もモデルになっています。
「あぁ〜!!ここ、ここ!!」って言うほどではなかったのですが。
まぁ、その為かはわかりませんが、結構若い子達が来ていました。
ほぼ素通りした過去の私とは違って。
入り口で迎えてくれるのは、ポルチェリーノ。
猪のブロンズ象ですね。
鼻を撫でると幸運に恵まれるとして、古くから親しまれているそうです。
私もしっかりと鼻をナデナデ。
本当の猪は、前に立ってはいけませんよ。
館内は、長い年月を経て残されてきた家具や調度品の数々。
マイセンやエミール・ガレ、ティファニーなどの今の高ブランド品も。
2階からは、神戸の街並みを一望でき神戸港まで見渡すことができます。
そしてこれがうろこの家の「鱗」。
天然のスレートの形状が魚の鱗のように見えることが由来です。
併設されている「うろこ美術館」では、近代ヨーロッパの著名がかの絵画、神戸市出身の日本水彩画家、堀江優氏の作品が展示されています。
私の生活では、なかなかこのような絵画を見る機会がないので、新鮮な時間を過ごしました。
まぁ芸術とはわからないものですが。
この後もどんどん洋館を巡っていきます!