世界シェアNo,1のガイドブック、ロンリープラネット。
もちろん伊勢は抑えてありました。
私が訪れた際にも、多くの外国人の方々を見かけました。
実はロンリープラネットの巻頭にある「訪れるべきTOP 25」には入っていません。
大きく引っくるめれば、「日本の寺社」というカテゴリーに分けて入ることにはなりますが。
また面白いもので「伊勢志摩」の大見出しになっていますが、志摩に関してはほとんど掲載がありません。
そしてサミット開催にて有名になったはずの「賢島」も詳しい掲載はありません。
ただ、大変詳しく伊勢神宮に関しては書かれており、これは確かに十分な情報を得られる元になりますね。
まずは日本人にも最近浸透した、20年の一度の式年遷宮。
私たちにとっても、興味深い習慣だと思います。
釘が使われない工法であることや、前殿の木材が日本各地の神社に配られることなど、実際日本人の中にはまだ知らない人もいるような内容もしっかりと調べられています。
内宮・外宮はもちろんですが、宇治橋からその周辺の見所も紹介。
基礎知識はバッチリここで得られますよ。
参道についても、掲載がありますね。
外宮に関しては、実際JRの伊勢市駅の正面から始まっていますので、見つけやすいですね。
私の感じた印象の通り、参道に入った途端にレトロ感を感じると書かれています。
特に「日本らしさ」を探して日本をやってくる外国人の方は、国を問わず多くいらっしゃいます。
先日テレビで見ていたら、日本の子供達も“昭和”や“レトロ”に興味があるらしいので、駅からすぐにその世界観が広がっているのは、訪れる人たちの期待を裏切らないですね。
その点、今や誰もが知っているであろう「赤福」も同じことが言えるのではないでしょうか。
内宮の参道にある赤福本店もロンリープラネットで抑えています。
お餅は海外でも知られるようになり、日本のスイーツである餡子とのコラボと言ったら伝わりやすいですからね。
内宮外宮周辺には何店舗かあるので、入りやすいところに寄るといいですね。
まぁせっかくなので、本店や赤福の直営店がおすすめですが。
伊勢神宮とその参道に関しては、やはり日本人に対しても、外国人の方々に対しても、抑える部分は同じなのかもしれません。
ただガイドブックの作り方の違いかもしれませんが、歴史や慣習を大事にしているロンリープラネットに対し、グルメやお土産に焦点が当てられている日本のガイドブックと比べると、両方を見比べると最高の情報源になること間違いなしです。