1週間かけて紀伊半島を巡ってきた旅もいよいよラスト。
盛り沢山の旅だったので、一つ一つ文字に起こしていたら、こんな長旅になってしまいました。
和歌山県の新宮市から東京の自宅まで約7時間ほどの旅になります。
最後の最後の行程が、これまた長い・・・
それでも隅々まで廻りたい性分なのが、いわゆる職業病でしょうかww
「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産になっている神社で新宮市内にある「阿須賀神社」に駆け込みます。
紀元前423年の考昭天皇の代に創建されたといわれるほど、歴史の深い神社です。
境内から弥生時代の竪穴式住居が出土するなど、大変貴重な土地でもあるというのです。
ところが人がいません!!
これは全国的にもそうなのですが、やはり一括りでの世界遺産登録には偏りが生じますね。
とは言え、時間も時間ですし、平日ですのでその辺もあるのでしょうか。
ゆっくりはしていられません。
途中で緑に囲まれた線路に目を奪われ、「しばらくこんな光景とは出会えないかな?」と思いながら新宮駅に向かいます。
新宮駅9時13分の南紀4号に乗って名古屋に12時41分!
とにかくお昼の微妙な時間な上に、車内販売はありません。
腹べこで到着した名古屋は、異様な空気に包まれていたのです・・・
そう、G20に向けて警戒態勢だったのです。
ご飯を食べ様にも、コインロッカーが使えないので荷物は持ったまま。
2日前とあってか要人が集まってくる頃なんでしょうね。
警察官もあちこちに立っていました。
これはちょっとお店で食事をしようにも、荷物もあるし人も多いしで、駅弁にしました。
まだ道半ば。
本当はもう少し名古屋も回ってみたかったのですが、コインロッカーが使えないのは計算外。
というか、G20は把握していませんでした・・・
駅前のクリスマスツリーだけ鑑賞して、東京へ向けて出発です。
以前から紀伊半島巡りに行きたいと希望があり、まだまだ一部でしたがようやく行くことができた今回。
全国スポーツ推進委員研究協議会が三重県であったことがキッカケでしたが、今度は紀伊半島の西側を巡ってみたいですね。
特に熊野、那智はどことなく憧れを抱いていた部分もありましたので、今回で一つ達成ということになります。
こうやって振り返ってみても、なぜこんなに那智の滝に行きたかったのかはわかりません。
ただ実際に行ってみることで達成感を得られてのは事実。
新幹線と特急電車で行けるとは言えちょっと遠いので。
簡単には行けないということで、憧れをいだいたのでしょうか??
お土産はいろいろ買いましたが、特にピックアップしたのは二見浦の夫婦岩が描かれた御朱印帳袋です。