三重県津市で開催された全国スポーツ推進委員研究協議会を終え、伊勢、志摩、と巡ってきた今回の旅。
いよいよ最終拠点となる和歌山県の新宮、そして熊野を目指します。
伊勢市駅からはJR参宮線で多気へ向かい、JR特急ワイドビュー南紀に乗り換えです。
だいたい2時間40分〜3時間ほどで行けます。
東京から名古屋へ行く時間で、同じ紀伊半島内を移動。
新幹線って本当にありがたい乗り物だと思います・・・
名古屋から紀伊勝浦駅・新宮駅間という距離もあってか、1日4往復。
少々時間に縛りが出てしまいますが、ここは致し方ありません。
多気駅へは伊勢市駅を出て約30分。
景色はいっぺん、遠くまで見渡せる気持ちの良いところに。
特急電車への乗り換えができるとは思えない様な小さな駅には驚きましたが、天気も良かったのでちょっとカメラ出して遊ぶにはバッチリ。
ワイドビュー南紀に揺られ、一眠りでもしていれば新宮駅に到着です。
熊野三山の一つ、熊野速玉神社の鳥居前町として栄えて、熊野本宮大社への入り口でもある新宮市。
熊野古道でも知られる「熊野杉」の産地でもあって、古くから林業が盛んな町ですね。
駅にも「木の町 新宮」の表記がありました。
天気予報でも、天気がぐんぐん下り坂ということだったのでしたが、多気駅での天気が嘘の様にどんどん雲が。
いまだに判明はしていませんが、なぜかスーツの方々がたくさん。
工場やら企業もあるので何かの研修なのか協議会なのか。。。
中学校・高校も周辺にあるので、駅周辺は人が多くにぎわっていました。
そしてトンビが飛び回っています!
地方ではトンビが飛び回っているなんで珍しいことではありませんが、学生さんのおやつを狙っているのでしょうか。
結構な羽数が群がっていました。
雨の心配もありましたので、早速荷物を置くためにホテルへ。
まだ昼過ぎでチェックインができませんでしたが、雨の降りそうな空を眺めながら、新宮市内を巡ります。
ホテルから歩いて5分ほどの所にあるのが「新宮城跡」。
津市でもそうでしたが、本当に日本はお城が多かったんですねぇ。
「〜〜城跡」として石垣が残る地が数多く存在します。
残念ながら建造物が残っているケースとなると、激減するのですが、町を一望できるスポットとして私は結構すすんで行っています。
もちろん、相当数の階段を登ることになりますが。
こうやって見ると、山と熊野川に囲まれていて、遠くには海を望むことができます。
昔の熊野詣りは大変だったと、よくわかります。
そして新宮に訪れたら行かなくてはいけないのが、「熊野速玉神社」ですね。
熊野三山の一つで街中にあるのはここだけで、ホテルからも歩いて行けるので、もう少し天気はもつと踏みこの日にお参りに行ってしまいました。
「紀伊の地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された一つで、いくつもの文化財が保管されています。
また綺麗な御朱印帳が売られていることで、御朱印ブームの中有名にもなりましたね。
私も購入しました。
特徴として、創建年代がわかっておらず、第十二殿まである社殿。
新宮神社、八咫烏神社、手力男神社と敷地内に併設していて、そこまで広いイメージはありませんでしたが、たくさんの祭神に囲まれている地ですね。
いよいよ雨が降り始めたので、ホテルへ向かいました。
夜はホテルのレストランで、熊野の畜産品、熊野牛をいただきました。