いよいよ今回の九州旅の最終目的である、「全国スポーツ推進委員研究協議大会」の日を迎えました。
NHK大河ドラマ「西郷どん」の舞台とあって、大勢の観光客の中、約3500名のスポーツ推進委員が鹿児島に集結。
町を歩いていると、推進委員のユニフォームを着た方と、度々すれ違いました。
と、言っても、研究協議大会が始まるのはお昼。
午前中はまだフリーなんです。
そこで、宿泊している天文館のホテルからバスに乗れる鹿児島中央駅まで歩いていくついでに、鹿児島の歴史に触れていこうと思いました。
ちょうどその道中にあるのが、「歴史ロード“維新ドラマの道”」と「歴史ロード“維新ふるさとの道”」。
甲突川沿いの緑地沿いにある歴史散策道で、鹿児島の偉人たちの歴史ドラマをスマホなどで見ることができるモニュメントと合わせて、歴史的スポットを見て歩くことができます。
その中にある一つが「西郷隆盛の誕生地」。
1827年に西郷隆盛が生まれた場所とされていて、日本初の海軍大将である弟、従道とともに育った地なんです。
現在は木々に囲まれた静かな一角に石碑が建っています。
実はこの付近の加治屋町は明治維新で活躍した多くの偉人を輩出している地なんです。
この先に石碑のある大久保利通、村田新八、「陸の大山、海の東郷」と称された東郷平八郎・大山巌、第16・22代内閣総理大臣である山本権兵衛、そして西郷隆盛。
とにかく多数の為、ここでの紹介はしきれませんが、何か導いてくれる地なのかもしれません。
そんな力渦巻く(?)地を巡りながら、明治維新を支えた偉人たちの功績や、幕末期の薩摩を学べる歴史観光施設「維新ふるさと館」を訪れてみました。
鹿児島の歴史が一目でわかる、当時を再現したセットやドラマで、大変分かりやすく解説してありました。
中には、歴代大河ドラマにて、宮崎あおいさん、堀北真希さん、北川景子さんらが着用した着物の展示もありました。
先日のドラマ館での衣装展示と言い、間接的ながら俳優さん達の実際の身長や体格を間近に知れるなど、幅広い分野で勉強になりますww
もちろん実際の西郷さんの大きさや、大久保利通のスリムさなど、驚くことばかり。
非常に面白い施設でした。
さらに鹿児島中央駅を目指し川沿いを歩いていくと、鹿児島市内で見ておきたい銅像の一つ、大久保利通。
日本の近代化に尽力した一人。
おそらく最近は大久保利通に詳しい方が急増しているのではないでしょうかww
明治11年に馬車で皇居へ向かう途中の紀尾井坂で暗殺されてしまいました。
銅像の足元には、一緒に亡くなった馬車夫と馬の像もあります。
ちなみに墓所は東京都の青山霊園です。
広い道をさらに歩き続けると、鹿児島中央駅に到着。
こうやってぷらぷらと寄り道しながら歩いても、2時間半ほどで着いてしまいました。
協議大会の会場である鹿児島アリーナへ向かう前に、食べておきたい黒豚とんかつをお昼に、午後の準備を整えました。