水と生きる富山でアート、水辺散歩と夜景を眺める

環水公園と美術館

富山の名所はどうしても中心街からは遠いとあって、移動が大変と言われることがあるものです。

確かにシンボル的な観光名所となっている黒部ダムや立山、うどんと寒ブリの氷見など、観光資源はたくさんあるのですが、どれも富山市中心街からだとちょっと遠いんですよね。

では、富山市中心部には何があるのでしょうか?

実は文学館や美術館、公園にカフェと様々なアートや文化に触れあえる場所がたくさんあるんですね。

今回はその代表的な富山県美術館と、水辺の空間の豊かさを表現した環水公園を散策。

 

北陸新幹線の止まる富山駅の北口から、徒歩10分程度。


富山駅の南側と比べると、若干静かな印象のある北側です。

テレビ局やオフィスビルが北側の方が多いのでしょうか?

落ち着いたカフェやガラス張りのレストランが並んでいます。

ただ、夕方に発覚したのですが、この辺は鳥の大群と戦っている様で、スピーカーから大きな音が定期的に流れ、鳥たちが気に集まらないように対策が取られていました。

東京にも駅前の木に鳥の大群が集まり、対策に追われているところもあるのですが、富山駅でも起きているとは。

整備された並木道を歩いて、まず見えてくるのが富山市総合体育館。

とやま自遊館と、施設が立ち並ぶエリアが見えてきます。

昼頃でしたが、誰もいないというのにはちょっと驚きました・・・

正式名称「富岩運河環水公園」。

海まで続く長さ5.1㎞の富岩運河。

富山湾や日本海とつながり、「めぐる水」の豊かさを表現した「環水」で環水公園。

天気がいいと、お散歩にはとても気持ちのいい公園です。

施設が並ぶ建物の間を抜けると見えてくるのが「泉と滝の広場」。

川の最上流部をイメージする滝と、湧き水をイメージした水盤があり、滝は毎20分に作動します。

公園の全景が一望でき、空気が澄んでいると立山連峰も望めるのだとか。

公園内は遊歩道と芝生広場で整備されていて、公園までの道とは違って、小さな子供からお昼ごはん中のサラリーマンと、多くの人がゆっくりした時間を過ごしていました。

環水公園の夜

そして富山市内の夜景スポットと言えば、先ほど昼間周った環水公園です。

この日は一度夕立がありまして、その雲が少し残った状態での夜景となりました。

それがまた見応えのあるいい景色になるのですが!

2008年にはスターバックスコーヒーが初めての公園内の店舗としてオープン。

大きな窓を採用し、私がちょこっと調べてみた感じですが、世界一美しいスターバックスの店舗だとか。

確かに私が行ってみたのですが、席がいっぱいで諦めたのです・・・

富山ブラックとベリーティラミス

ライトアップされた時間帯には、さらに多くの人が訪れるんでしょうね。

 

いや、確かにいい眺め!!

この環水公園遊歩道を進んだ先に、富山県美術館TADが建っています。

アートとデザインがつなぐ美術館として、ピカソやシャガールなどの作品も鑑賞する事ができます。

 

ちょうど私が訪れたすぐ後に、「三沢厚彦 ANIMALS IN TOYAMA」の企画展が始まったそうです。

見事に見損ねました・・・

アトリエでは参加型のワークショップや公開作成など、アートを肌で感じることができます。

最後は、美術館のカフェでいただいた、ベリーティラミスと、夜景見学で冷えた体に効くご当地ラーメン、富山ブラックです。



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