金沢で日本の名勝と史跡、小さい秋見つけた

兼六園

金沢21世紀美術館と並び、やはり行かないわけにはいかないのが国の特別名勝であり、日本三名園の一つである兼六園と、国の史跡に指定されている金沢城公園。

季節によって様々な顔をみせるともあって、何度訪れても同じではありませんね。

今回はちょっと中途半端な時期になってしまいましたが、小さい秋をしっかりと見つけてきました。

 

朝一で21世紀美術館を見学し、その足で兼六園へ。

美術館から一番近い入口「真弓坂口」から入る事に。

 

やはり美術館とのつながりがあるせいか、多くの人の出入りがこの入口ではあります。


並ぶほどではありませんが、入園料を払う際に3,4人ほど並ぶことになりました。

そのほとんどが外国人。

さすが兼六園というのか、中国人だけではなく、英語をしゃべる人、フランス語をしゃべる人、おそらくポルトガル語を話す人。

とにかくワールドワイド!!

そして券売所の方はすべて日本語で対応。

私は観光コンサルタントという仕事をしていますが、実はこれでいいと思っています。

日本へ旅行に来ているのだから、日本語で対応されても問題ないと考えています。

特にこれだけ様々な言葉を話す人が訪れるのだから、すべての言葉に対応する必要はまったくありません。

最低限、英語。

何か国語も用意するのは「おもてなしの垂れ流し」だと私はコンサルタントとしても立場をとっています。

その代わり、完璧な英語を用意するべきですが。

この券売所の女性の見事な事。

日本人でも外国人でも、同じ日本語で対応していました。

英語版のガイドブックを手渡して「あとはここに書いてあるので」とおっしゃって、外国人の方のほうも「アリガトゴザイマス」で返す。

これでいいんですよね!!これが旅行です!!

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兼六園ことじ灯籠

話は戻りますが、不安定な天気だという予報が出ていましたが、一気に天気が回復。

むしろ暑いくらいに。

 

少し濡れた葉に、強い日差しがあたり、あちこちでキラキラと。

早い種類の木は紅葉が始まっており、一足早く秋を感じることができました。

そして、訪れる人みんなが目指すであろう「ことじ灯籠」。

小さい秋がたくさん見られ、実にいいタイミングに訪れることができたなと、自己満足の光景がみられました。

どうですか?ちょうどよくないですか??ww

金沢城公園
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そして、ブラタモリでも紹介された、日本一古い噴水も発見。

園内の高低差を利用した、自然の水圧によって水が吹き上がる仕組みになっています。

ポンプを使っていないので、その日の状況によって水の高さが変わるのです。

この時は、数時間前まで雨が降っていたこともあって、吹き上がる水の元気な事!

たまたま居合わせたガイドの方の話を盗み聞きしたのですが、日本庭園には噴水というのは珍しいそうです。

そういえば噴水は、日本庭園には・・・ありませんか??

あまりガイドにはつかない方なのですが、やはりいい話が聞けるものです。

たまにはいいのかも??

唐崎松・・・雁行橋・・・花見橋・・・根上松・・・霞ヶ池・・・

桂坂口から金沢城公園へ向かいます。

加賀百万石!!

前田利家が入城して以来、約290年間前田家の城だった金沢城。

天明8年に建てられた石川門は、国の指定文化財で、桜の名所でも知られていますね。

また様々な石垣が見られる事で有名で、「本当に当時こんな技術が?」とむしろ疑ってしまうほど、美しい石垣が見られました。

もっとゆっくり見ていたかったのですが、またまた雲行きが怪しく。。。

不安定という予報は当たっていたようで、カフェで一息ついでに雨宿り。

これが1時間半ほどの長丁場になってしまい。

写真には撮れなかったのですが、2重になった虹を見て、次へと向かう事に。


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